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  • 執筆者の写真Toshimitsu Negoro

田舎暮らし始める<前編>

大阪生まれの大阪育ちの私ですが、現在は山梨県北杜市に住んでおります。

関東の方なら、清里がある辺りといえばピンと来るかもしれませんが、それ以外の方だと「どこー?」て、なるかと思います。

北杜市は、長野県に隣接する山梨県西部に位置し、八ヶ岳と南アルプス、秩父山系に囲まれた山梨県最大の市となります。人口密度は72人とまあまあな過疎度合いです。因みに、ほぼ同じ面積の東京23区の人口密度は1.5万人です。なんと200分の1以下です。

要するに、結構な田舎に引っ越しました。2020年4月の事です。


事の発端は、2019年末までさかのぼります。

私は、当時は大阪に住居があり東京での仕事の際は、お台場にあるtheSOHOという寝泊まり可能なオフィスに滞在しておりました。湾岸警察署の横にある、海そばのとてもおしゃれなオフィスビルでした。

2020年が2回目の更新の年で、もう4年になるかと思い返していた時に、東京オリンピックの事が頭によぎりました。

ここお台場にも、オリンピックの主要会場がいくつかあるのです。なので開催中は、オフィスに近づけない事は容易に想像できます。

そこで、この際だからオフィスの引っ越しでもと思いつきました。

「どうせなら、違った場所で、心機一転で始めよう!」と軽い気持ちで、次の候補地を探し始めました。


そして、探しているうちにどんどん目が肥えてしまって、良い条件の物件にばかり目が行くようになりました。当然そんな物件はお高いです。郊外で、そこそこ良い1軒屋が借りれるくらいのお値段です。

「待てよ、それなら1軒屋を借りて、自宅兼オフィスで家ごと引っ越すのもありだな。東京の仕事の比重が、ここ数年で増えてきたし、大阪にも長く住んで飽きてきた感もあるしね。」

ということで、家ごと引っ越しをすることを前提に、物件を探すことになりました。


しかし東京の物件は、何度も言うがお高い。都心から少し離れていてもやはりお高い。あまり離れてしまうと、それはそれで意味がない。オフィスとしては不便、住宅としても中途半端じゃ本末転倒になってしまいます。でも更新日のリミットである5月までには、なんとか決めなければならない。

あれやこれやとしているうちに、何も決まらないまま、気づけば年を越して2020年になっていました。

背水の陣を引くつもりで、大阪の自宅を査定にかけて、先に売却の手続きを行いました。

もう後には引けません。転居先を探すしか道は有りませんw

そんな時、世間は新型コロナウイルスのニュース一色になっていました。

首都圏が危ない!一瞬にして、世の中がそんな風潮になりました。

おのずと私のお家探しは、どんどんと郊外の方へ遠ざかることになりました。


ある日、ネットの広告(物件探しに明け暮れていたので、私のPC広告にはもはや不動産情報しか現れなかった)で表示された物件の間取りが気になり、クリックしてみました。それは、なんとも理想的な物件でした。

オフィスのスペースも十分にとれるし、車も2台以上駐車可能。築年数も新しく言うことなし。「これは良い。良いじゃないか!場所はどこだ?」と詳細を見ると、山梨県北杜市と書いてある。山梨県は、一応東京都に隣接しているのですが、北杜市はどちらかというと長野県側になるので、流石にこれはないかなと一度は思ったのですが、これもご縁。一度見にいくだけでも行ってみるかということで、東京出張の帰りにこっそり見にいくことにしました。

<後編へ続く>







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